有料エディタ

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軽快な動作が魅力の有料エディタ

さて、ワープロソフト以外にも、作家たちに愛用されている執筆用ソフトがあります。それが、エディタと呼ばれるソフトです。これは、テキストファイルを作成するためのソフトです。

一太郎やWordなどの一般的なワープロソフトには、文字修飾や簡単な編集といった文字入力以外の便利な機能が付いています。ところが、この多様な機能が災いして、ソフト自体の動きが重くなってしまい、ストレスを感じることがよくあります。

そこで、長文作成だけが目的であれば、余計な機能を省いて軽快な動作を保障したエディタが役に立つのです。実際、小説家などではエディタを愛用している方が多いようです。

ちなみに、ここでご紹介するシェアウェア・ソフトというのは、一定期間無料で試用してみて、気に入ればそのソフトウェアのライセンスを購入し、継続して利用できるというソフトウェアのことをいいます。

代表的な有料エディタ

原稿作文【シェアウェア】

原稿作文は、作家、シナリオライター、記者、文筆業向けに開発された日本語テキストエディタです。ワープロソフトの重さにイライラしておられた方にとって、ピッタリのソフトだと言えるでしょう。

従来のワープロソフトとは、一線を画す、軽快な作業が魅力の縦書きテキストエディタで、長文や論文の作成を支援する「構成索引」機能や語彙表現を支援する10万語以上の「同義語・関連語一覧」機能など、非常に便利な機能が満載です。

このソフトの機能を一部ご紹介しておきましょう。

・縦書HTML・PDF・EPUBの各ファイル出力機能
・長文や論文の作成を支援する「構成索引」機能
・強力な付箋(しおり)機能
・語彙表現を支援する10万語以上の「同義語・関連語一覧」機能
・シナリオや論文等の作成に便利な「行書式設定機能」
・ワンタッチで切換え可能な複数書式選択
・強力印刷とプレビュー機能
・任意の文字やロゴの入った「My原稿用紙」の作成も可能
・市販の原稿用紙の桝目に文字位置を合わせて印刷可能
・多様な編集環境を選べる、環境設定ファイル指定機能
・日本語IMEの完全制御による快適入力を実現
・前回編集途中状態の位置や書式の再現実行

※対応OS:Windows 10/8/7/Vista/XP/NT


◆ダウンロードサイト
原稿作文の詳細ページ

 

縦書きのプロ

縦書きのプロは、その名の通り縦書き専用のテキスト・エディターです。原稿用紙に執筆する感覚で入力できます。入出力レイアウトは、一行の文字数を20~100字の範囲で指定することができます。

ただし、1ページあたりの行数を指定できないので、例えば、ページ設定を40字×34行にして印刷しようとしてもできず、1行が40字の場合は43行で1ページになってしまいます。ですので、このエディターは、400字詰め原稿用紙や200字詰め原稿用紙スタイルで入出力したい方、あるいは、ページあたりの行数に拘らない方に適したソフトだと言えます。

一方、文字数制限を設定(200~10,000字)をしておくと残文字数を表示してくれます。また、句読点が行頭にこないような禁則処理も可能です。縦書き用の組み文字表示は3桁まで可能です。

※対応OS:Windows 11/10/8.1/7

◆例:400字詰め原稿用紙風 20×20 枠線オン

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◆ダウンロードサイト
縦書きのプロの詳細ページ icon

 

O's Editor2 【シェアウェア】

このソフトは、スタイルを設定すれば縦書きも可能となり、目的に合わせて自由に設定できる便利なエディタです。

O's Editor2は「WYSIWYGエディタ」という、新しいジャンルのソフトといえるのかもしれません。というのも、通常、エディタやワープロソフトで作成した原稿を印刷する際には、一旦プレビュー画面を表示して、印刷イメージを確認してから行うことが一般的でしょう。

これは、編集画面と印刷イメージが異なることから、止むを得ず行っている操作です。ところが、このWYSIWYGエディタとでも呼ぶべき「O's Editor2」は、編集画面と印刷イメージがかなり近いため、そうした操作を必要としないという極めて便利なエディタなのです。

さらに、O's Editor2では、プロのシナリオライターに好評なシナリオ関連機能が強化されています。つまり、映画やテレビドラマで使用される台本と同じ形式で編集・印刷できる「台本スタイル」が用意されているのです。

また、リアルタイムで頁数や文字数を表示することも可能なので、最大頁数や最大文字数を設定しておくと、小説やシナリオの規定枚数まで「あと何文字足りないか」「何頁オーバーしているか」を瞬時に把握することができるので重宝します。

※対応OS:Windows 7/Vista/XP(10で動作報告あり)


◆ダウンロードサイト
O's Editor2の詳細ページ

 

シナリオエディター2【シェアウェア】

シナリオエディター2は、ハリウッドで使われている物語制作法を用いてシナリオを書くためのエディターになっています。特に、シナリオの書き方がよく分からないというライターに適したシナリオ・エディタで、誰でも簡単に面白いシナリオが作れるように工夫されています。

シナリオ大賞向けのフォーマットで印刷したり、台本フォーマットで印刷することも可能です。また、キャラクター設計やシナリオのテーマ設計、ストーリー設計、ハコガキ設計などの各種機能も充実しています。

※対応OS:Windows 10/8/7


◆ダウンロードサイト
シナリオエディター2 の詳細ページ

 

秀丸エディタ 【シェアウェア】

一般的なエディタとしては、この秀丸エディタが有名です。プログラムのソースファイル編集や、メール編集、HTML編集など、様々な「テキスト」を使うシーンに用いられているソフトです。

ところで、エディタの場合、横書き仕様のみで縦書きに対応していないものが多いので、縦書きが希望の方は、縦書きも可能なエディタを選ぶ必要があります。ちなみに、この「秀丸エディタ」は縦書きや段組にも対応しています。

秀丸エディタには、数多くの機能が搭載されていますが、作家にとって最大の魅力は、やはり起動時や新規ページを開く際の動作の軽さでしょう。通常のワープロソフトと違って、使用時にストレスを感じないというのは、なんとも魅力的です。

※対応OS:Windows 11/10/8/7/Vista/XP


◆ダウンロードサイト
秀丸エディタの詳細ページ