読書介護犬とは?

日本ではまだ実践例を聞いたことはありませんが、海外では、現実に「読書介護犬」が活躍しているようです。読書介護犬というのは、本が上手く読めなくで恥ずかしい思いをしたことから、読書嫌いになってしまった子どもたちをサポートしてくれる犬のことです。

 

読書介護犬は、子どもたちが本を読んでいる間は静かに聞いてくれ、読書が終われば遊んでくれるように訓練されていますので、子どもたちも喜んで利用しているようです。実際、犬に本を読み聞かせることで、子どもたちは自分に自信が持てるようになり、読書以外の成績も向上しているというのですから大したものです。

 

こうした読書介護犬の誕生秘話については、下記の『読書介助犬オリビア』(講談社刊)に詳しく書かれています。興味のある方は、是非ご一読ください。

 

読書介助犬オリビア (講談社青い鳥文庫)

 

【内容】
ドッグシェルターで安楽死寸前のところを救われ、世界初の読書介助犬となったオリビア。「犬に絵本の読みきかせをする。」この、ユニークなプログラムを思いついた女性サンディと、オリビアと出会い、オリビアに本を読むことで変わっていく子どもたちを描いたノンフィクション。あなたもきっと、犬に本を読んであげたくなる!小学中級から。(「BOOK」データベースより)

 

2016年09月27日