2019年本屋大賞は「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ/著)に決定!

「2019年本屋大賞」に「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ/著、文芸春秋)が選ばれました。本屋大賞というのは、全国の書店員による投票で「いちばん売りたい本」を選ぶ企画なので出版業界でも注目されています。「そして、バトンは渡された」という作品は、幼い頃に実母を亡くし、その後、様々な親に育てられた17歳の女子高生・森宮優子が主人公です。しかし、こうした複雑な環境で育ったにもかかわらず、多くの愛情を受けて育ったことで、自らを不幸だと思っていない主人公が印象的な作品です。

 

<2019年本屋大賞>

 1位「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ/著、文藝春秋)
 2位「ひと」(小野寺史宜/著、祥伝社)
 3位「ベルリンは晴れているか」(深緑野分/著、筑摩書房)
 4位「熱帯」(森見登美彦/著、文藝春秋)
 5位「ある男」(平野啓一郎/著、文藝春秋)

<翻訳小説部門>

 1位「カササギ殺人事件」(A.ホロヴィッツ/著、東京創元社)
 2位「元年春之祭」(陸 秋槎/著、早川書房)
 3位「きげんのいいリス」(T.テレヘン/著、新潮社)

 

 

2019年04月10日